
最近はもっぱらギターの即興性をもっと養おうと毎日精進しているShinです。
11/16(金)に音楽仲間のライブを観に行ってきた。
場所は東中野にあるライブバーのALT_SPEAKER
どんなライブかというと、主にセッションのスタンダードナンバーなどを交えた、ギタリストがリーダーを務めるセッションライブ。
1stと2ndステージの2部構成で、ゲストボーカルも迎えて約2時間くらいのものだった。
なかなか居心地の良い空間と時間だったので、この日の思いを書き留めておこうと思う。
ライブメンバー紹介
まず、セッションライブにはリーダー役、またはホスト役となるバンマス的なパートのミュージシャンがいるもので、この日のセッションリーダーは、、、
福嶋太良、松田芳樹の2人のギタリスト。
この2人を中心に、、、
若松カンタ(Ba)、狩野龍太郎(Key)、青島 渓太(Dr)
そして、女性シンガーのYurryがゲストボーカルとして参加。
全員23〜24歳という同年代の若者が創り出すアンサンブルってことで、ハツラツとしたイメージとある種危なっかしさみたいなハラハラ感も多少あったステージだったかもしれない。
でも、みんながそれぞれ演奏技術は高い連中の集まりだろうから、演奏をミスるっていう危険さはなかった。
むしろ、若者独特の地に足が着いてない感じの危なっかしさという意味のハラハラ感が多少あったということ。
当日のセットリスト
フュージョン系のインストゥルメンタル曲を中心に、ファンキーな歌モノも何曲かあって、リーダー2人のオリジナル曲もやるという内容だった。
気になるセットリストはこちら↓
<1stステージ>
1.Room335/Larry Carlton フュージョン界を代表するギタリストの一人。そんな彼の代表曲としてセッションでもお馴染みとなっている曲。この曲は俺もかなり好きで一時期ヘビロテしてた。コピーはしたことないからこれを機にチャレンジしてみようと思ってるね♪
2.Some Of This/Allen Hinds Natalie Cole、Bobby Caldwellのサポートギタリストとしても活躍するフュージョンギタリスト。一流ミュージシャンからも一目置かれる存在で実力と感性を兼ね備えたギタリスト。 3.Treasure/Bruno Mars ※ボーカルでYurry参加 女性にも人気の高いアメリカ人歌手。2012年リリースした曲で、ディスコサウンドの軽快なノリとストレートに綴ったラブソングの歌詞が幸福感を与えてくれる。 4.Brand New Sunrise/Yurry ※ボーカルでYurry参加 オリジナル曲。 5.The Wind Up/Steve Gadd Band ジャズ・クラシック界の大御所ピアニストとして有名なKeith Jarrettの曲を、これまたセッションドラマーの大御所Steve Gaddがバンド編成カヴァーしている。 Blue Note Tokyoでの演奏動画があったのでこちらにもリンクを貼っておこうと思う。
<2ndステージ>
1.Bright Space/福嶋太良 オリジナル曲。 2.Day Dream/松田芳樹 オリジナル曲。 3.Talkin' Loud/Incognito ※ボーカルでYurry参加 JAZZーFUNK、ACID JAZZバンドの1993年リリースのソウルフルなナンバー。 4.For The Love Of You/Candy Dulfer オランダの女性サックス奏者の彼女が1997年にリリースしたアルバムと同名タイトルの曲。元はThe Isley Brothersが1975年にリリースしたアルバムの収録曲で、1987年にWhitney Houstonが2ndアルバムnの『Whitney』でカバーをしている。 5.Rock With You/Michael Jackson 伝説のキング・オブ・ポップが放つヒット曲のひとつ。マイケルの曲はよくセッションにも取り上げられる曲が多く、この曲もスタンダードとして演奏されることが多い。 それだけに勝手にハードルが上げられている感も否めない。しかし、スタンダードナンバーはやはり楽しめる要素があるので外せない。 <アンコール> September/Earth, Wind & Fire ※ボーカルでYurry参加 ファンクやディスコミュージックの象徴ともいうべきバンドの代表曲。
ライブを観た感想
俺は今回のライブのリーダーのひとり福嶋太良さんと繋がりがあり、彼からお誘いいただいたわけだけども、彼がギターの技術が素晴らしくて音楽的にも長けていることは知っていたので、どれだけのクオリティーのものを観せてくれるのかという期待値が高かった。
個人的には、Room335やRock With Youといった好きな曲や、知っている曲を聴けたということもあったし、ライブハウスの雰囲気も嫌いじゃなかったし、偶然隣同士に座ったご夫婦も気さくでいい方々だったので空間と時間を持て余すことなく快適に過ごせた。
そりゃ、観るひとが観たらツッコミどころはいくつもあるのかもしれないが、確実に言えることは、、、
あの日ステージで演奏してた連中は全員実力者だってことだ。
観てる最中も、終わってからライブハウスをあとにしてからも、、彼らの今後の活躍を心から祈っている自分がいた。
正直、こんな感覚は滅多にないといっていい・・・。
彼らのようなひとたちが音楽界を支えていかなくてはいけないし、彼らのような実力者がいなかったらとっくに音楽業界は終わっていると思う。
一流たちのお膳立てがあって初めてまともレベルに聴ける自称ミュージシャンなど腐るほどいるからね。
あの日のステージにいた彼らのような真っ当なミュージシャンが今後も現場でドンドン活躍することを切に願っている!
Shin(@super_skrock)