【質問に答えます】音作りについて使用機材のご紹介

機材の運搬が大嫌いなギタリストのShinです!

冒頭から本末転倒のような挨拶から始まりましたが、ギターを弾くようになってから何が一番億劫かというと機材を運ぶことだと思うよね。

僕の場合だと、ギターの入ったギグバックを背負って、5〜6台セットしたエフェクターボードを片手に持つ。

雨降りのときなんてもう片方の手で傘を持つから両手が完全に塞がるわけ・・・。

駅の改札を通るときなんて両手の荷物を片手に持ってICカード出してはタッチして、改札抜けてから一旦荷物置いてICカードしまってまた荷物持つみたいなw

ギタリストだけでなく、ドラマーもベーシストもそれぞれが大変な思いをしながらスタジオやライブ会場に愛器を持ち込んで最高のプレイを披露しようとしてるんだね。

そんな荷物持ちたくない男なだけに、いくいくは本当にペダルボードなども持たなくてよい時代が早くこいと真剣に思っているし、エフェクターも近年ではドンドンサイズ感や重量がそれこそコンパクトになってきていることに喜びを感じている。

それだけに今まで機材については無頓着な面もあり、どこか見て見ぬ振りを決め込んできていたとも思うので、ギタリストの音作りという観点からはよくないことも理解しなければならない。

でもそんな僕でも、もちろん「歪みエフェクターはコレ!」みたいな機材も所有しているのは確かです。

そして、この度You Tubeにアップした動画に対してご質問をいただいたので、それに対して回答していきたいと思う。

いただいたご質問はこちら
↓↓↓↓↓
「よかったら、エフェクターとか教えてください。あと、お持ちの楽器と、思い入れ&思い出なんかも聞いてみたいです。」

質問コメントのあった動画はこちら
↓↓↓↓↓

音作りと使用機材について

まず今回の課題曲はBOØWYというバンドの『ONLY YOU』という曲のギターソロをメインに演奏したもの。

アルバム『BEAT EMOTION』に収録

エレキギター:元TEJサスティナー&トレモロユニットタイプ

2018年6月のライブで使用時の写真

これは元が7万円くらいのものを自分で色々と改造したもの。

<改造した点>
・ネックをストラトタイプに変更
・フロントピックアップをシングルコイルに変更
・リアピックアップをサスティナーから「ダンカンSH-4JB」に変更
・3wayミニスイッチを上から下へ「フロント→フロント+リア→リア」のピックアップセレクターに変更
・2wayミニスイッチを上から下へ「シングルコイル→ハムバッカー」に切り替えできるSH-4JBのコイルタップに変更

という以上の点です。

実は、リアピックアップについては「ダンカンSH-4JB」は2代目!

初代の「SH-4JB」は改造した当初にのせたんだけど、それからしばらくして「P-90」というハムバッカーサイズのシングルコイルにのせかえた。

単純にシングルコイルの方がオールマイティーだしという考えで変えたんだけど、ノイズの多さや相性の合わなさなどもあり1年ちょっと前にまたSH-4JBに変えてもらった。

SH-4JBというピックアップはこちら
↓↓↓↓↓
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SH-4 JB Black ピックアップ

因みにハムバッカーサイズのシングルコイルピックアップはこちら
↓↓↓↓↓
SPH90-1b Phat Cat Bridge Nickel

「P-90」で演奏してるのがこちら
↓↓↓↓↓

歪みエフェクター:34-Xtreme

ハンドメイドエフェクターを手がけるメーカーOVALTONEのディストーション

これは、師匠が使用していたのを見てマネさせていただいた。

つまみは大体ほぼ何の曲やるときでもこの程度に固定されていると思う。

・GAIN:10時
・TONE:12時
・MASTER:11時と12時の中間あたり
・VOICE:Flat
・CH.:Fチャンネル

<Amazon>

Ovaltone 34-Xtreme

空間系エフェクター:MS-70CDR

コーラス、ディレイ、リバーブ等、厳選した86種類の空間系エフェクトをストンプボックスサイズに凝縮したマルチ・ストンプ

以前はコーラスディレイをそれぞれコンパクトエフェクターとして所有していたんだけど、20年近く使ったディレイがとうとう不具合を生じたのと、冒頭でもいったように荷物を減らしたいという理由からコーラスもディレイもリバーブなどもひとつのハコから出せたら一石二鳥だなということで買い換えた。

で、BOØWYの頃の布袋寅泰さんは、コーラスサウンドが特徴的だと思うので今回の音色設定は歪みのあとにコーラスをかました。

・プリセット15:CoronaCHO(コーラス)
・ZNR(ノイズリダクション)

この「MS-70CDR」はマルチエフェクターなのでプリセットがいくつか内臓されている。

その中で写真にあるように「15:CoronaCHO」を選択した。

コーラスのかかり具合などはほとんど変えずに使用したけど、このあとに内臓されているノイズリダクションをかまして気になるノイズをある程度除去した。

使用した空間系エフェクターはこちら
↓↓↓↓↓
ZOOM ( ズーム ) / MS-70CDR マルチエフェクター

演奏のポイント

<0:00〜>
■ギターソロに入るまでのサビ部分はシングルピックアップにコイルタップする(2wayミニスイッチを上の状態)

<0:32〜>
■サビの最後のコードEをカッティングではなく白玉で伸ばしている間にハムバッカーにコイルタップする(2wayミニスイッチを下の状態)

<0:32〜>
■ギターソロ直前のキメフレーズからギターソロ全編をハムバッカーで弾く

<0:33〜0:55>
■ギターソロあけのBメロ(?)に関してはハムバッカーのままピッキングハーモニクスなどを交えながらアプローチする(LAST GIGSバージョンのコピー)

<0:56〜1:12>
■ギターソロあけBメロの最後のコードF#の部分でシングルコイルにコイルタップする(2wayミニスイッチを上の状態)

という点をに最も意識しながらプレイしたかなと。

〜最後に〜

とまぁ、こんなところでしたが大したことないでしょ!?ww

今回は僕の拙い演奏に対して丁寧なご質問をいただき、できる限り誠意を持って回答させていただいたつもりだけどどうかな・・・。

ただ、演奏者が発する音というのはそのひとの声であり言葉だと思うので、あくまでも機械を通すのはその根本の声をしっかりさせることによる彩を与えるエッセンスなのだと感じている。

それは、色々な一流ミュージシャンたちの演奏を生で聴いて実感できるし、録音してみると顕著に現れてくるはず。

でも、せっかくなのでこれからはもっとエフェクターを含む色々な機材にもこれまで以上に感心を持って視野をさらに広げていくことも必要だと思う。

そして、、、

一番大事なことは己の指先から奏でられる音に全身全霊を注ぎ込んでいくことなのだということを胸に秘めていこう!

 

 

Shin(@super_skrock)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう