メトロノームを使った練習のコツ

ギタリストのShin Komuroです!

今回は、メトロノームを使った練習について、効果的でオススメな練習方法を紹介しようと思います。

とはいえ、真新しい内容でもないので、「あぁ、聴いたことあるな」と思うことばかりでしょう。

そして、「やっぱりそんな感じでメトロノームを練習に取り入れるのがいいんだなくらいの感じで読んでもらえれば。

いずれにしても、メトロノームを取り入れたギター練習が効果的なことを、発見または再認識できると思います!

メトロノームのテンポはゆっくり

まずはメトロノームを使う際に、どのテンポで練習するかという点。

これはもう答えはひとつ。

“できるだけゆっくりなテンポで”

ということ。

ゆっくりのテンポにも限度があるが、僕は完成型として弾きたいテンポのマイナス20は最低でも落とす。

もちろん、基準となる曲のテンポにもよるが、「その曲のマイナス20」が基本線。

テンポ100の曲のフレーズをメトロノームに合わせて弾く練習をする場合は、テンポ100ー20=“80BPM”ということになる。

“BPM(ビー・ピー・エム)”とは、「Beats Per Minute」の略で、「分間の拍数」という意味でテンポを表す単位のこと。

ちなみに、「高い」「低い」で表現されて、「BPM高めで」とかそんな感じの使い方をする。

ビジネス用語でも“BPM”っていう言葉があるみたいだけど、まったく関係ないので。

オススメ!メトロノームだけでギターを弾く

僕は、メトロノームとギターだけで練習することは、とりあえず毎日やっている。

例えば、ライブ前などにも、ライブの演奏曲をひととおり全部メトロノームとギターだけで、最初から最後まで弾く練習をする。

このことについては、以前もこのコラムのどこかで書いているはずなので、内容が重複してしまうが、アーカイブを検索するのもメンドイだろうし再度書いておく。

このライブの演奏曲を全部メトロノーム&ギターのみで“ひとりリハーサル”をするのは、かなりオススメです!

しかも、基準となる曲の実際のテンポよりも、メトロノームのテンポを落として弾くことから始める。

そして、徐々に実際のテンポに近づけていく。

ゆっくりとしたテンポで運指やペダル操作の段取りや、ボリュームの増減などのタイミングを体にたたきこむ。

テンポをプラス5くらい上げながら、実際のテンポまでもっていき、最後の仕上げではライブ本番で弾くステージをイメージしながら弾く。

この時点で、メトロノームとギターのみだが、仮想アンサンブルが自分の頭と耳のなかで鳴っていないと意味がない。

そのイメージを作り上げるための練習として、メトロノームのテンポを落とすという方法の効果があるというもの。

メトロノームはアプリを活用しよう!

僕が使っているメトロノームは、無料アプリをダウンロードして、端末からクリック音を流して、ギターを練習している。

愛用しているのは、『Tempo Lite』というメトロノームアプリ。

僕は、アップルユーザーなので、iPhoneやiPadにこのアプリをダウンロードして使ってます。

App Store
Metronome: Tempo Lite メトロノーム

Google Play
Metronome: Tempo Lite

※APP内課金あり

他にも、いいメトロノームアプリはあると思うので、無料で使えるのであれば色々試してみるのもアリかと。

 

Shin(@super_skrock)

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