
ギターを弾き始めて20年くらいになるけど、速弾きは得意ではないShinです!
さてさて、今回は『ギター上達にオススメシリーズ』の第2弾として、教則本をご紹介しようかなと。
因みに、このシリーズの第1弾は瀧澤克成さんのYouTube動画を主にピックアップした記事だったね。
第1弾を見たいかたはこちらからどうぞ♪
今回紹介する加茂フミヨシさんというギタリストの教則本「速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由」については、すでにこのサイトでも簡単にだけど紹介してます。
いかにしてこの加茂フミヨシ著「速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由」を活用してきたか、 そして、どのような点がオススメなのかを伝えられたらと思う。
Contents
ギタリスト・加茂フミヨシってどんなひと!?
日本のギタリスト、アレンジャー、音楽プロデューサー。 北海道函館市出身
引用元: Wikipedia
まぁいわゆるナンでもこいの凄腕ギタリストですよ。
東京理科大学理学部応用数学科でコンピュータープログラミングを学んでいるらしく、IT系の要素を音楽にも取り入れていたりする。
ギターを始めたのは19歳とのことで、言うほど早くはないが、すぐに頭角を現し幅広い音楽ジャンルで引っ張りだこになる。
特筆すべきは、、、
2011年3月~4月に生放送された音楽番組「ニコニコけいおん部」にギタリストとして出演しオンライン・ギター・レッスンを行う。4月2日「HR/HM」の放送回の受講者数・レッスンプラン詳細をギネスワールドレコーズに申請し、スティーヴ・ヴァイが2011年3月に打ち立てた「Largest Online Guitar Lesson(世界最大規模のオンライン・ギター・レッスン)」の世界記録「受講者数4455人」を、新たに「受講者数8776人」に更新したと2011年6月1日に認定され、ギタリスト/ギター講師としてギネス世界記録を達成する。
引用元: Wikipedia
■Official Site:http://www.kamofumiyoshi.com/
■Twitter:https://twitter.com/kamofumiyoshi
■Facebook:https://www.facebook.com/fumiyoshi.kamo
■iTunes Music Store:https://itunes.apple.com/jp/artist/jia-maofumiyoshi/id268163607
速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由を論理的に解説してくれる本
さぁ「速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由」の内容について僕なりに解説させてもらおうかな。
本のタイトルがタイトルだけに、速弾きを攻略するのが目的だと思う。
しかしながら、この手の教則本や映像などは今まで山ほどあって、どれもタメになるのだろうしごもっともなことを書いていただいているのだろう。
僕がこの教則本を購入したのは7〜8年くらい前になるのではないかな・・・。
なぜこの本だったのかというと、、、
ズバリ一言で、「速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由」が知りたかったから!
そこで、いくつか内容をさらっと紹介したいと思う。
DVD&CD付き 速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由 完全版 (ギター・マガジン)
■第1章:ピッキング系フレーズ
弦をはじくピッキングフォームから弦に触れるピックの角度など、あらゆる盲点を解説してくれている。 意外とギターは運指よりもピッキングが重要だったりする。 初心者クラスにはもちろんのこと、長くやってきたひとにもピッキングを見直すキッカケとなってくれるかもしれない。
■第2章:フィンガリング系フレーズ
速弾きといえば、とにもかくにもフィンガリングへの負担がかかるもの。 ピッキングと違って縦移動と横移動のあるフィンガリングの一連動作をどのように安定させるか、またはフィンガリングでのリズムのとりかたなども丁寧に解説している。
■第3章:ハイテク系フレーズ
ベーシックなプレイを確実にこなすことで、ハイテク奏法にも説得力が増す。 前章までのエクササイズを見事に取り入れた応用編的なものと、メロディアスなフレーズ集も自分のネタとして取り入れていけるものばかり。
■第4章:ハイテク・バッキング
僕は個人的にギターという楽器は、伴奏楽器だと考えている。 1曲の中でギタリストがソロを弾く時間よりバッキングしている時間の方が長いのが基本だ。 だから、バッキングでいかにそのギタリストの持ち味を出せるかは勝負の分かれ目ともいえる。 ここでは、今までのエクササイズを活かしたアプローチをバッキングプレイで検証してくれている。
■総まとめ練習曲:幻想即興曲/ショパン
ここまでのフレーズや奏法を応用した練習曲。 これが弾けるようになったら、技術は完全に上級者といっていいと思う。
そして、、、
各章の間に、著者が速弾きプレイの参考となる過去の名盤を紹介してくれている。
僕もこれをキッカケにここで紹介されているアルバムたちを聴いていた。
「速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由」を使った効果☆
さて、加茂フミヨシというギタリスト、そして「速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由」という教則本の内容についてご紹介させていただいた。
問題は僕がこの教則本を活用してどのような効果があったのかだと思う。
一番は、“リズム感がついた”ということ。
これが一番の収穫だったといっていい。
速弾きに関する教則本だけに、著者の実演サンプルなども速いテンポで収録されている。
この本には、実演テンポまではいかなくても、「ここまでくれば合格」というテンポが設定されていて、そのテンポも当然速弾きビギナーなどにはキツイはずだ。
僕は当然その合格ラインにまでも届かなかったから、テンポを大幅に落としたメトロノームに合わせながら書いてあるフレーズを弾いていた。
そんなことを毎日繰り返すうちに、リズム感がかなり養われていたのだ。
本題の速弾きの速度はというと、それがなかなか上がらないままだったのだが、細かなフレーズをゆっくりのテンポに合わせて歌いながらリズムにのせて弾いたおかげで、僕の指や腕やカラダから放たれる一音一音の音色が明らかに改善されていった。
これは、周りからの評価も同じだったのが何よりの証拠だと思う。
正直、これ系の速弾きを実演と同じレベルで弾きこなすようになるのは、再現性が高いかと言われればそうでもないというのが僕の見解です。
ただ、僕にとってはリズム感を養うトレーニング、そしてフレーズを歌うことによる音感のトレーニングとしての効果が抜群だったということ。
何か棚から牡丹餅なのか本末転倒なのか分からないが、、、
僕にとっては、ギタリスト人生の中で名著として刻まれることになったのだ。
加茂フミヨシ著「速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由」のまとめ
この教則本を購入した頃の今よりもまだまだギタリストとして青二才だった当時の僕は、やはり考え方も浅はかで、、“速弾きできる=上級者”などという固定観念にとらわれていた。
でもね!正直キッカケはなんだっていいと思う。
根底にある「ギターが上手くなりたい」という願いや思いには変わりはないのだから。
肝心なのは、どのように進んでいくかであって、あくまでも目標達成の手段のひとつとして有意義に活用できなければ意味がない。
速弾きをマスターしようと思って手に取った教則本に、思わぬかたちでギタリストとしてステージをひとつ上がれるキッカケを与えてもらった。
以来、僕はメトロノーム大好きギタリストになれたし、あの頃培ったスキルが今の僕を支えてくれていることも往々にしてある。
お恥ずかしい話、この教則本で猛練習していた頃に比べると、さほどやらなくなったので腕は鈍っている節もなきにしもあらず・・・。
ただ、この記事の執筆もそうだけど、、また最近になってこの「速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由」のエクササイズを日々のルーティンに取り入れた。
さらなるリズム感の向上と、あの頃習得できなかった速弾きのスピードアップを目標にしている。 全ては、自分自身が表現したいものに反映できるための手段として。
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Shin(@super_skrock)