『ボヘミアン・ラプソディ』観賞!至福の時間♪圧巻のラスト30分★

バンドで超満員の日本武道館ステージ中央でスポットライトを浴びることを未だ諦めてないShinです。

先週の話になるけど、、、

念願の映画『ボヘミアン・ラプソディ』をついに観に行くことができた。

今さら説明不要かもしれないが、この映画はイギリスのロックバンドQueen(クイーン)の伝記映画。

初公開: 2018年10月24日 (イギリス)
監督: ブライアン・シンガー
音楽: ブライアン・メイ
製作: 20世紀フォックス、 Initial Entertainment Group、 リージェンシー・エンタープライズ
プロデューサー: ブライアン・シンガー、 ロバート・デ・ニーロ、 ジム・ビーチ、 グレアム・キング

Queen(クイーン)

Vo.:フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury, 1946年9月5日〜1991年11月24日)
Gt.:ブライアン・メイ(Brian May, 1947年7月19日〜)
Ba.:ジョン・ディーコン(John Deacon, 1951年8月19日〜)
Dr.:ロジャー・テイラー(Roger Taylor, 1949年7月26日〜)

遅ればせながらではあるが、この映画を観た感想などを残しておこうと思う。

クイーン結成から1985年「ライヴエイド」までを描いた物語

クイーンというバンド自体、俺自身も世代ではないしこの映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開された2018年を生きる日本の若者たちには無論馴染みはないだろう。
クイーンのボーカルフレディ・マーキュリー1991年11月24日にエイズによる気管支肺炎でこの世を去っている。
その頃は、「フレディ・マーキュリーという個性的なシンガーが死んだ。クイーンというバンドのボーカルなんだ。」という程度で世の中に流れるフレディ・マーキュリー逝去のニュースを見つめていた。
映画はクイーンの結成からライヴエイドでのパフォーマンスまでを描いている。
なかでも、やはりフレディ・マーキュリーの人生にスポットを当てていて、唯一無二ともいわれる彼のステージパフォーマンスなどのルーツを垣間見ることもできて楽しかった。

フレディ・マーキュリーが、のちにクイーンとなるブライアン・メイらメンバーと出会い、自主制作でアルバムを作りレコード会社から目をつけられ、やがて世界を席巻するモンスターバンドになっていくさまを、デリケートにそしてときにはコミカルに描いている。
この映画のタイトルともなっている「ボヘミアン・ラプソディ」という楽曲ができるまでや、1曲が6分にまでいたる大作のため、当時のラジオでは放送してもらえないという理由からシングルカットを猛反対されたという逸話もこの映画を語る上で絶対に外せない見所のひとつだ。
しかし、この「ボヘミアン・ラプソディ」という曲が言わずとも知れた大ヒット曲となり、今もなお名曲として語り継がれているのは、フレディ・マーキュリーの天才的な創造力とカリスマ性、そしてクイーンの楽曲を支えるメンバーたちの確かな演奏力とセンスによるもの。

売れるべくして売れた曲だし、伝説となるべくしてなったバンドなのだ。

バンド解散の危機や、フレディのソロデビューやバイセクシャルのカミングアウトなど、、紆余曲折を経てクイーン20世紀最大のチャリティーコンサート「ライヴエイド」への出演を決める。
このコンサートでのステージがきっかけでクイーンはまた再浮上することになったのだが、その圧倒的なステージパフォーマンスを劇中では見事に再現していてテンションは最高潮に達する。

これは映画の中でキャストが再現したシーン...

素晴らしいの一言だよ。

クイーンのメンバーそのもの!再現性の高いキャストたち

映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観た感想を色々なひとたちが発信しているけど、感動したということと共に特に多いのがクイーンのメンバーを演じたキャストたちのハイクオリティーな再現性だろう。

「メンバーがそっくりで驚いた!!」

「ブライアン・メイは本人かと思った!!」

なんて声がたくさんある。

実際俺もそんな噂というか評価を前段階で知っていた上で観に行ってみたが、、、

本当にメンバー全員が似ていてビックリした!

フレディ・マーキュリー役:ラミ・マレック

今作の主人公といっていい存在だし、フレディは熱狂的なファンがいるカリスマだけにかなりの役作りをしたはず。
オスカー候補との呼び声も高いというのも納得だし、身のこなしなんか本当に研究したんだなと感じさせるなりきりぶりだった。

ブライアン・メイ役:グウィリム・リー

瓜二つとはこのこと!
ブライアン・メイ本人にも「自分だと思った」と言わしめるほどソックリな出来栄えに、思わず笑えるほどだ。
俺のようなギターを志してきたものにとっては、フレディよりもカリスマ的な存在ともいえる。
フレディを演じたラミ・マレック同様、こちらも細部にいたるまで研究したと思うし、特にギターを弾くシーンはかなり気を使ったんじゃないかな。

ジョン・ディーコン役:ジョー・マッゼロ

ジョー・マッゼロは子役時代に『ジュラシック・パーク』などに出演しているそうで、実は日本の映画ファンにも馴染みのある俳優なのだ。
ベーシストというのはバンドの中でも最も重要な存在で、一番音楽的に長けているひとがなるべきポジションだと俺は思っている。
俺は本当に目立ちたがり屋のベーシストは苦手だし、技術がないと全く話にならないからキツイ。
映画の中でも決して目立つことはないけど、しっかりと主役級たちを支えていて時折魅せてくれるハイセンスな演技がよかった。

ロジャー・テイラー役:ベン・ハーディ

メンバーいちのイケメン。
ドラム未経験の彼がここまで違和感なくできるようになったのは、血の滲むような努力があってこそだろう。
この気持ちが持続したら、俺のギターも超一流たちと同じ領域にいけるはずだ。
劇中でもかなりいいエッセンスを出しているキャラクターだし、ドラマーって結構こういったお茶目なお調子者的なやつでOKなんだよね♪

クイーン伝説のライブ☆圧巻のラスト30分に鳥肌たちまくり!!

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の感想を一言で・・・

と問われたとしたなら、、、

「ラスト30分は圧巻だった」

と答えるだろう。

前途したとおり、この物語を締めくくるのは、伝説のチャリティーコンサート「ライヴエイド」でのパフォーマンスシーンだ。
紹介した動画を観ていただけたならお分りだろうが、この奇跡のようなステージングを超える感動をスクリーン越しに伝えなくてはいけないのだから、これはハードルが高い・・・。
なぜなら、もう前フリはできているわけだ。
今でこそ、この映画は大ヒットして若者層まで映画館を埋め尽くすようになったが、公開当初はやはり往年のクイーンファンたちである年齢層の方々のほうが多かったという。
ファンならば、あのライヴエイドの伝説的なパフォーマンスを知らないわけないし、ましてや映画のラストにもってきているだけあってシラけさせるわけにはいかない。
これにはキャストだけではなく、スタッフは心血注いだはずだ。
でも、見事なまでの再現性と、どこかクイーンへの最高のオマージュとして「本物のクイーンには敵わないよ」と言っているかのような気もしてきて、、その姿におもわず感動と興奮をおぼえた!

今年最大のヒット作ともいわれる映画を、しかも好きなイギリス出身のバンドのストーリーで、、そして久しぶりに再会できたひとと一緒に観にいくことができて本当に嬉しい。

2018年はまだ終わってはいないが、今年もこれでいい想い出とともに締めくくることができそうだ。

 

Shin(@super_skrock

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